現在1階に橋本五郎さんからの寄贈本のみが並んでいます。
五郎さんが書いた書評コーナーは、多くの書評がありますが、2回・3回と読み通す度ごとに書いたものを添削推敲する様子が手に取るようにわかるよう、原稿をそのまま陳列しています。
色んな方からの手紙や葉書もありますが、公開はせず事務局で保管しています。
社会科学、特に多くの政治家の著作や評論は、流石に一流の記者としての生活を彷彿させるものがあります。文学も夏目漱石や小林多喜二の初版復刻版もあり、明治の書籍出版が再現されています。新刊書が定期的に五郎さんから贈られて来ますので、最新の本の閲覧もできます。
2階は哲学・宗教等の寄贈本が1室に並べられています。五郎さんの他の方々からの寄贈本が主になっており、アメリカ学会の会長をされていた高校の同級五十嵐教授や、佐藤嘉尚さんが出版、著名な作家が編集長をしていた「面白半分」の全冊とマスコミを賑わした野坂昭如「四畳半の下張り」裁判記録、横山隆一挿絵集等々の様々な分野の本が取り揃えられています。
幼少年向け本の集められた部屋もあり、親子で利用できます。
書道家で佐藤嘉尚さんの姉(大森康子)さんより寄贈された数十冊の拓本等手本書は、書をたしなむ人には大変興味深いものがあります。
最近書かれた震災・原発関係の本も300冊以上まとめて五郎さんより送られ、書店よりも多く揃っています。
若い人も中高年の人も研究、生涯学習の場として是非おいで下さい。